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秋の美術館写真散歩:まるいものクラブ

キムラタケシです。私はカメラを持って美術館の広場を歩くのが好きで、季節や時間ごとに変わっていく風景を写真を撮りながら楽しんでいます。

●金沢21世紀美術館(まるびぃ)の広場

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この美術館は、円形の建物のまわりに芝生の広場があり、1周約400mほどの園路を歩いていると、まるくカーブした壁の向こうから恒久展示作品が見えてきたり、銀色のイスや茶室があったりします。そして実はいろいろな樹木も植えられていて、四季の樹木や草花に出会える広場でもあります。

●秋のまるびぃ「まるいものクラブ」

カメラを持って歩いていると、その中で「まるいもの」がいっぱいあることに気づきます。中でも今回は、秋ならではの「まるいもの」を写真で集めてみました。樹木をたどって歩いていくと、どんな「まる」に出会えるでしょうか…?

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2020年11月5日、市役所口(西口)から見た広場の木々。

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まるい葉っぱも落ちています。

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広坂通りのバス停から入ったところには、小さなどんぐりがたくさん落ちていました。いろいろな模様があります。(西の方にもたくさんどんぐりが見つかる場所がありますよ)

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どんぐりの上を見上げると、どんぐりの帽子があちこちに向いて、まるで電波塔のようでした。

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これは、なんでしょう? 柿ではないですよ。 西口の、金沢市役所に近い方にあります…

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同じものの見る向きを変えると… 頭の大きな宇宙人!?

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ちいさな黄色のまる。「ヘクソカズラ」ってひどい名前だなぁと思いましたが、葉っぱの割れたところとかが本当に臭くてびっくり。2008年のプロジェクト、奥田扇久さんの「HOP(ひょうたんオーケストラプロジェクト) 金沢21」で、美術館の中庭でひょうたんを育て、実を腐らせくりぬいて楽器を作ったときの匂いを思い出しました。

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まるが「ぱかっ」と……!! (トベラ)
これはちょっと見つけにくいかもしれない。水路の近くにありますよ。中身が真っ赤でドキドキしますね。

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紅色の翼の中に透けて見える、まる。(カエデ)
北側の能楽美術館との間で見つけました。

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タネばかりでなく、冬に向けて咲く準備をしている「まる」も。(ツバキ)

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葉っぱの小さなまるの向こうに見えた空。(サクラ(カンザン))

―「まるびぃ」のいろんな「まる」、これから季節が変わるとまたちがった「まる」に出会えることでしょう。みなさんも今度まるびぃに来たときに、自分の視点で広場の散歩を楽しんでみてください。

●[ひろばコラム:金沢21世紀美術館広場の樹木の歴史]
この美術館の敷地には、かつて学校がありました。(石川県女子師範学校、石川師範学校男子部・女子部附属小学校、金沢大学附属中学校、小学校、幼稚園)

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そうした歴史から、広場には桜の並木をはじめとして、さまざまな種類の樹木が今も植えられています。今年、それらの樹木の名前や特徴を金沢大学附属中学校美術部の皆さんが調べて、言葉とイラストで表したボードが設置されました。こちらもぜひ楽しみながら散歩の時間を過ごして頂きたいです。
木村健(エデュケーター)

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「金沢21世紀美術館交流課note はじめました!」 新しい出会いや繋がりを皆さんと一緒に創り出すため、スタッフ8名がレポートや批評を発信していきます。どうぞご覧ください。