日々交流日記_2020年11月3日

かつて、こんな光景や、

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こんな光景が、

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ありましたとさ。

人は生まれた時から朽ちてゆくまで
肌感覚でエネルギーの交換をしあって生きている生きものだと
思い知らされるこの頃です。

言葉で想いを交感し
言葉にならない複雑で微細な想いを表情やジェスチャーで交感し、
体温を感じあい、
全身で泣いたり、笑ったり、怒ったり、悲しんだり。
相性がいいとか悪いとか、空気が読めるとか読めないとか、
人との距離感にヤケに敏感になることもあります。

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そんな人間社会の営みがデジタル空間に置き換わったとき、
いくら顔が見えて声が聞けても何かが足りないわ、なんて感じるのは
全身から醸し出す表現を同じ空間でキャッチボールできない
フラストレーションから?

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人がいなくなった街並みがどういうものかを世界中が経験しているいま、
改めて、芸術表現を通した人と人の「交流」とはどういうことかを考えるいい機会だと思う。そんな目線から、少しずつ去来することを書き留めようと思います。

黒田裕子(交流課チーフ・プログラム・コーディネーター)

写真(上から)
「市民美術の日 オープンまるびぃ2019」(2019/11/3)

「ARTS PLANET 2018〜こども∞ディスカバリー!」(2018/5/3-5)
『スミたまり』(企画制作if blank) 

「ARTS PLANET 2018〜こども∞ディスカバリー!」(2018/5/3-5)
『シール ゲッツ ダンス!』(企画制作なかむらくるみ) 

「開館10周年記念 ニジュウイチビジャック!〜美術館をパフォーマンスで埋め尽くせ〜」(2014/9/27〜10/5)
吉本大輔『刻む….肉体の廃墟』


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