金沢21世紀美術館交流課

「金沢21世紀美術館交流課note はじめました!」 新しい出会いや繋がりを皆さんと一緒に創り出すため、スタッフ8名がレポートや批評を発信していきます。どうぞご覧ください。

金沢21世紀美術館交流課

「金沢21世紀美術館交流課note はじめました!」 新しい出会いや繋がりを皆さんと一緒に創り出すため、スタッフ8名がレポートや批評を発信していきます。どうぞご覧ください。

記事一覧

日々交流日記_2020年12月6日

みんなとシアター21〜目の見えない人と映画鑑賞(実践編)

(劇評#2)「続けること。受け継がれていくダンスのDNA」:バレエノア 『紙ひこうき(改訂版)』を見て

今日からはじめる移住生活!?「あたまの家」を作ろう!               〜 まるびぃ工作パラダイス! その2

アートライブラリーから見る風景 2020.12.04

日々交流日記_2020年12月6日

「高校生限定 劇的!バスツアー」inオーバード・ホール去る12月6日、「タニノクロウxオール富山2ndstage 笑顔の砦’20帰郷」演劇公演を鑑賞するため、高校生、ユース、舞台関係者、スタッフ、ナビゲーター総勢20名で富山駅前に立地するオーバード・ホールへ出かけました。 ➡「笑顔の砦’20帰郷」特集ページhttps://www.aubade.or.jp/static/special/egaonotoride/ 舞台芸術鑑賞事業の一環で昨年度からスタートした「高校生限定 

みんなとシアター21〜目の見えない人と映画鑑賞(実践編)

金沢21世紀美術館の地下1階にあるシアター21で2020年11月21日(土)と22日(日)に開催したフィルム映画祭において、19名の学生運営メンバーとバリアフリー音声ガイドを取り入れたレポートをお届けします。      ※前回の記事(準備編)はこちら↓ 初日前日、東京から平塚千穂子さん(CINEMA Chupki TABATA、バリアフリー映画鑑賞推進団体シティ・ライツ代表)が到着し、音声ガイドの操作方法や目の不自由な方への案内方法を学びました。 音声ガイド用のラジオは片

(劇評#2)「続けること。受け継がれていくダンスのDNA」:バレエノア 『紙ひこうき(改訂版)』を見て

金沢21世紀美術館芸術交流共催事業「アンド21」2020年度採択事業 バレエノア『紙ひこうき(改訂版)』 2020.9.21-22 金沢21世紀美術館 シアター21  撮影:林田きみゑ  2020年はパンデミックとその犠牲者への喪の年だったと歴史に記憶されると思うし、「ステイホーム」の大号令の下で自由な移動を制限されるというおよそ経験のない経験をした。春先から夏にかけては、劇場や音楽堂に行くことは不要不急と見なされ、舞台公演が軒並みキャンセルとなる中で、オンライン上で世

今日からはじめる移住生活!?「あたまの家」を作ろう!               〜 まるびぃ工作パラダイス! その2

みなさんは「移住したいな〜」って思うこと、ありますか? 僕は最近、天気がずっと良くて広い河原の見えるところに移住して、一週間くらい焚火で芋煮を煮込み続けていたいです。 この記事は金沢21世紀美術館エデュケーター・きむらたけしが、キッズスタジオの週末プログラム「ハンズオン・まるびぃ!」での活動風景とともに、家庭で子供も大人も一緒になってワイワイ楽しめる工作を紹介します。 移住、してますか? 今回紹介するのは家の形の簡単な作りかたですが、じつは「移住」のための工作なのです。も

アートライブラリーから見る風景 2020.12.04

みなさん、こんにちは。 アートライブラリースタッフの小孫です。 美術館の賑わいも少しずつ戻ってきていると感じるこの頃です。 アートライブラリーに向かう途中、館内の様子を見ると、友達と楽しそうに歩いている人、家族で座ってお話をしている人など、多くの人が美術館で過ごしていて、以前より人の賑わいを感じます。 また、美術館の丸いかたちに沿って歩いていると、一面ガラス張りなので、外の景色も目に入ります。最近は晴れたり、雨が降ったり、と天気の変わりやすい季節ですが、空気も澄んでいて気持

VOICE of ART

インタビュー01:山本基(やまもと もとい)*「前半ー美術作家になるまで」はこちらから↓ https://note.com/kanazawa21_kou/n/n59283bc1945a 1966年広島県尾道市生まれ。1995年金沢美術工芸大学卒業。現在、金沢市在住。脳腫瘍を患った妹の死に向き合い、浄化や清めを喚起させる「塩」を用いてインスタレーション作品を制作。国内外での発表を続けている。2016年に妻・敦子さんも癌で見送った。 主な展覧会に2003年「ファースト・ステ